パッケージ/化粧箱は、商品の“価値”を包む
公開日:2018年10月30日(火)|ブランディング
パッケージデザインでブランド価値が決まる
一つひとつ手作業でつくるパッケージ/貼り箱はすべて、クライアントへの丁寧なヒアリングと、綿密な打ち合わせのもとにパッケージデザインされてつくられます。
だからこそ、商品や企業の価値を高めるパッケージが生まれる。
私たちがデザインするパッケージやギフトボックスは、商品の“価値”を包んでいるのです。
パッケージは、ブランドの「顔」。
ブランド価値を高めるパッケージとは?
ブランドというと、シャネル、グッチ、メルセデス、BMW、アップル…など高級品を扱う大手メーカーをまず思い浮かべます。
しかし、こういった大手資本の企業だけがブランドではありません。
もちろん欧米のラグジュアリーブランドは、自社商品のみならずブランド構築のために膨大な時間とお金をかけています。これは、まさにBRANDです。
しかし中小企業やもっと小さな会社の商品でも、ブランドになっているものはたくさんあります。
必ずしも、「ブランド=大手資本の高級品」ではありません。
逆にいうと中小零細だからこそ、ブランドが大切だと言えます。
それを構築していくことをブランディングといいますが、小さな会社が巨大なお金や時間をかけられる訳ではありません。
ロゴやデザインなどに巨額なお金をかけてイメージをつくることだけがブランディングではなく、やはり自分(自社の商品)らしさをどう表現するかというのが大切です。
商品に対する思いや考え方など、その本質を見えるカタチにすることが本来のブランディングです。商品パッケージもそのツールの一つであり、大きな要素のひとつでもあります。
本来その大切なブランディングの一つであるパッケージですが、実際には中々重要視されていません。
弊社にもよくお問い合わせをいただきますが、新商品の開発に時間をかけて完成やっと販売するとなったときにはじめて「パッケージはどうしよう?」とご連絡をいただくケースがよくあります。
そのときにはすでに大まかな販売計画ができていて、発売日や商品価格が決まっていたりします。当然、限られた時間や予算しかない状況です。
そこで「高級感のあるいいパッケージが欲しいです」となっても、ほとんどの場合は無理な状況です。
時間がないこともそうですが、まずはちゃんとしたご予算をみていないことが多いのです。志と要求は高いが、現実が伴っていません。
パッケージデザインでのブランディングは、商品企画から考える
本来は商品企画開発の段階から商品と並行して、パッケージの企画を進めなければなりません。そのくらい商品パッケージは、ブランディングにとって重要な要素です。
お客様は商品よりも先に、パッケージを見たり触れたりします。
つまり、ブランドの「顔」といってもいいでしょう。ところがその「顔」が、中身の商品と見合っていないものが結構あります。
それって、とても残念ですよね。
自分のために購入するものでもそうですが、誰かに渡すギフト商品だとより残念感が増します。
パッケージの良し悪しはお客様の購入動機に直結しますし、ということは売上げに直結するということです。企業ブランドにとっては、とても大きなことです。
商品(企業)の本質的な思いや考え、商品の良さは伝わってこそですし、その商品のもつブランド価値をどう伝えるか、高めていくかがパッケージの持つ役割です。そこは手を抜かずに、商品と同じくらいの思いを持って企画していただきたと思います。
私たちのつくる貼り箱は大量生産(数千〜数万個?)はできないですし、価格的にも決して安価なものではありません。一般的に使われるトムソン箱(組み箱)やダンボール箱に比べると、高価な部類になるでしょう。
しかし、それだけの価値を生んでくれることも確かです。あくまでも貼り箱は「コスト」ではなく、ブランド価値を高めるための「投資」だと言えます。
パッケージは、ブランディングへの投資。
お客様の思いから生まれる貼り箱は、一つひとつ手作業でつくられます。
貼り箱はすべ商品や企業の価値を高め、商品だけでなく“価値”も包んでいるのです。
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