パッケージデザインによるブランド体験、iPhoneの貼り箱
公開日:2019年09月20日(金)|ブランディング
パッケージのクオリティーはブランド価値に匹敵する
私は昨年、iPhoneXRに換えたばかりなので、今回新しくすることはありませんが、「iPhone 11 Pro Max」真っ黒い箱の高級感がスゴい。〜という記事を見つけました。
実物のパッケージは見ていませんが、Pro Maxは背面の3眼カメラ部が大きくて、しかも背面を上向けて箱にしまわれています。
そのためカメラの出っ張り部分を保護するために、フタ内面にカメラが収まるように凹みがあるようです。さすがの配慮ですね。
それにしても、最上位機種は17万円を超える代物。
手に入れたとき、このパッケージに入っていることで充分な「納得感」があります。
そしてフタをあけるときのワクワク感は、パッケージのクオリティーから伝わるものなのです。
高級品や大切な商品になるほど
充分な納得感が得られるパッケージ・化粧箱が不可欠
最近は「iPhone箱のような貼り箱が欲しい」という問い合わせが多くなっていますが、まさにこのブランド体験が物語っているのだと感じます。
アップルはパッケージに膨大な投資をしていますが、それは包装資材としての単なるコストではありません。パッケージは、ブランディングのための投資。Appleというブランド体験にとっては、とても意味のあることなのです。
<アップルは、ここまで考えてパッケージをデザインしている>
ユーザーが、パッケージ/化粧箱を開けるときにどう感じるか?
ネット記事より
アップル「iPhone 11 Pro Max」がやって来た! 真っ黒い箱の高級感がスゴい
https://ascii.jp/elem/000/001/940/1940954/
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