変わらないために変わる。そのブランド戦略とは?

公開日:2020年04月14日(火)ブランディング

パッケージデザインで、ブランド価値が変わる

We must change to remain the same.
変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない。

巨匠ルキーノ・ヴィスコンティ監督の映画「山猫」の中で、バート・ランカスターのセリフです。昔からある伝統や商習慣など、その中にいると中々変わらないし変えることはとても難しいです。

しかし変わらずにいると、そのまま滅んでいくこともあります。
大きな話だと地球上に今いる生物は長い時間をかけて進化、つまり変化して来たからこそ生き続けているのです。
伝統や商習慣も同じ。その本質は変わらずとも、人が試行錯誤しながら少しづつ変わってきました。

私たちがつくっている、貼り箱もそうです。
昔から下請けとして貼り箱を作っているところが多く、今でも業界全体的にはそれが大半かもしれません。私が家業に入った20数年前も、そんな感じでした。

インターネットが大企業から中小企業に普及してきだした2000年くらいに、その可能性を感じました。弊社のような小さな町工場は資金力や営業力が乏しく、それを変えてくれる存在だと思いました。

変わらないために変わる、パッケージで商品価値が変わる、貼り箱、化粧箱

もちろん最初はネットのノウハウはなく、まさに試行錯誤の連続。
そんな中で出会ったのが、グラフィックデザイナーなどクリエイターの存在でした。

しかもその中で、ブランディング・デザインという概念に出会ったのことが今に至る始まりでした。ブランディングを一言でいうのはとても難しいですが、デザインを通して「ものごとの本質」を見えるカタチにしていくということでしょうか。

今まで技術系などの世界にいた私は、デザインやクリエイティブとは全くの無縁でした。
当然クリエイティブの世界は、今まで私がいた世界とは全く違います。

しかし何か可能性を、直感的に感じたんだと思います。それは、とてもラッキーなことでした。

貼り箱町工場の一職人だった私は、その世界にのめり込んでいきました。
わけわからないところからの出発でしたが、素敵なクリエイターの方々に恵まれて勉強をしていきました。

よく業界が違うと「言語が違う」といいますが、まさにクリエイティブの世界は言語が違いました。最初は彼らの言ってることがわからず、すごい世界を見ていると思いましたが、製造業とは全然違う考え方やものの見方がすごく新鮮でした。

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あれから十数年。お世話になっているクリエイターの方々のおかげで、自社のブランディングもある程度のカタチになってきています。

従来のモノづくり・製造業とはまた違う視点で、お客様へ貼り箱を通しての顧客価値をご提案させていただくようになってきました。

今では弊社ホームページからパッケージ・貼り箱のお問い合わせをはじめ、いろいろなご相談をいただいています。その多くは、メーカーなど直接の企業や事業主様からのご相談です。

また「こんな貼り箱をつくりたい」という直接的な案件から、「今こういう商品をつくっていて、このブランドに合う貼り箱を企画して欲しい」というものまで。商品の企画・開発に近い案件まで、ご相談いただくようになっています。

これは貼り箱業として「変わらない」ために、自ら「変わってきた」ことが生かされています。業界の従来的な下請けを続けていたら、今の村上紙器工業所はなかったでしょう。

変わらないために変わる
小さな会社でも、ブランド戦略次第で新たな世界が広がる

これはどんな業界や企業規模に関わらず、とても大切なことだと考えています。
現在は小売店や農家さんなどの個人企業様、中小企業様、また各種メーカーや商社などの大企業様に至るまで様々なところから、貼り箱についてのご相談をいただいています。

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「今までと違った売り方をしたい」「商品の見せ方(魅せ方)を変えたい」という方々が、多くおられます。
みなさん、変わらないために変わる必要があると感じておられるのでしょう。
この考えをされている企業は、10年先、20年先、もしくはもっと先を見据えておられます。
その一つとして商品のパッケージ(デザイン)、化粧箱、貼り箱をご利用いただければと思います。

パッケージデザインで、ブランド価値が変わる

私たちは、そんなお客様の「ブランド価値」創造をお手伝いしています。パッケージはブランドの「顔」であり、商品を「包む」以外に「ブランドイメージを伝える」という大きな役割があります。
新しい商品やリニューアル時に、「パッケージデザインをどうすればいいか?」に悩まれる方がとてもいいです。

商品パッケージは、ブランドコミュニケーションのツールという視点でみていただけると、パッケージの持つ意味が今までとは全く違ったものになるはずです。
そんなときは私たち箱の専門家に、いつでもご相談ください。

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