商品パッケージ/化粧箱の意味の捉え方
公開日:2022年10月18日(火)|ブランディング
顧客接点としてのブランドコミュニケーション
WILD TURKEY AGED 12 YEARS
特別パッケージ・バージョン?
パッケージ(貼り箱)の良さに、思わずパケ買い。
購入はアマゾンで約7,700円でしたが、この小売価格でこのレベルの貼り箱というのはさすがにすごいです。海外メーカーってパッケージに対してのお金の掛け方というか考え方が、日本とは全く違います。
日本のメーカーではパッケージはあくまでもコスト(包装資材)ですが、海外メーカーって(もちろん全てではないですが)ブランド・コミュニケーションとして、こういう特別バージョンの限定パッケージ版を出すのがすごいですね。数量限定だと思いますが、採算とか全然考えてないように感じます。笑
パッケージは、ブランドの大切な
タッチポイント/コンタクトポイント
しかし、よくある一般的なトムソン箱(組み箱)なのか、こんな豪華な貼り箱なのかで同じ商品でもブランド価値がすごく変わります。
まさにパッケージによるブランディング/マーケティングであり、ブランドコミュニケーションなんでしょうね。
商品パッケージ/化粧箱の意味の捉え方が、機能的価値(見た目もいい箱と内装の緩衝材)だけでなく、感情的価値(ブランドコミュニケーション)に重きを置いたブランディング/マーケティング戦略なのだと感じます。
自分買いでも贈答品としてもらっても、こんなパッケージならすごく「特別感」がありますものね。
こういうところに予算をかけて、ブランド価値を伝えていくところなんてニクイです。
<お問い合わせ>は、こちらのページへ。
<目的から作例を探す>は、こちらのページへ。
<作例を写真で探す>は、こちらのページへ。
<お客様インタビュー>は、こちらのページへ。
関連記事:
- パッケージがつくる世界観に「意味」をこめる
- パッケージデザインは、ファンをつくるためのブランディング投資
- パッケージの意味。顧客は何に対価を払うのか?
- 意味を買う時代、それがブランド価値になる
- パッケージ/パッケージデザインがブランドの顔になる
【コミュニケーションって、こういうこと】
コミュニケーションって、なんでしょう。ブランディングやコンセプトなどと同じで、わかっているようでも意外とわかっていない(説明しにくい)言葉のひとつかもしれませんね。
【新企画コンテンツ】
貼り箱ディレクターである村上誠(村上紙器工業所 代表)と親交のあるクリエイティブに関わる方が、パッケージやデザインに関するアイデア、視点、果てはお互いの考え方や生き方について語らいます。