パッケージ作りに「愛」があるか?
公開日:2024年01月19日(金)|ブランディング
オーセンティックBARにおける、バーテンダーの素敵な所作。
ジントニックという最もポピュラーでシンプルなレシピ(氷を入れたグラスにジンを注ぎライムを絞る。トニックウォーターをフルアップし、絞ったライムを入れて軽くステア)ですが、バーテンダーの腕で味が変わります。
そこが、おもしろいところ。
しかしカクテルに限らず、どんなものでも作り手によってクオリティが変わります。
技術はもちろんですが、そこに「愛」があるかどうかです?
パッケージ/貼り箱も、まったく同じ。
量産品は自動の機械が、その名の通り大量生産します。これは「愛」というよりも、コストや効率を優先するものです。これはこれで、必要なことです。
私たちがつくるパッケージ「貼り箱」はコストや効率を優先するのではなく、熟練した職人が一つ一つを手加工で仕上げていきます。
モノをつくる職人は、手で触り、手で組み立て、手で確かめます。
指先から紙などの素材を感じることで、貼り箱をどう加工するかを無意識の中で考えます。手を動かすから脳が働く。まさに、手と頭がつながっている感じ。
お客様がどんな思いでこの箱を依頼されたのか、ブランドとして必要と考えてこの箱をつくられる。その様々な思いを「愛」を込めて、私たちの手でつくりたいと考えています。
関連記事:
- 機械で量産される今、「手」の存在意義が問われている
- 考える手。手で触り手で組み立て手で確かめるクラフツマン
- コスト重視大量生産型から、高付加価値型への転換
- ブランドイメージとサステナブルを両立するSDGsなパッケージ
- 存在感のある貼り箱/パッケージを生み出す職人技、クラフツマンシップ
<お問い合わせ>は、こちらのページへ。
<目的から作例を探す>は、こちらのページへ。
<作例を写真で探す>は、こちらのページへ。
<お客様インタビュー>は、こちらのページへ。
【新企画コンテンツ】
貼り箱ディレクターである村上誠(村上紙器工業所 代表)と親交のあるクリエイティブに関わる方が、パッケージやデザインに関するアイデア、視点、果てはお互いの考え方や生き方について語らいます。