アートディレクターから見た製造業のウェブサイトとは
公開日:2009年06月04日(木)|ブランディング
アートディレクターの浪本さん(株式会社ランデザイン)から、
今回のリニューアルについて、コメントをいただきました。
“貼り箱”の魅力をどう伝えるのか。
今回のサイトリニューアルに際し、最も力を注いだところはその点だった。
モノづくり企業としての技術力をアピールするだけでなく、
新しい市場層へのメッセージをサイト内にどう織り込むか。
いかに「貼り箱を使ってみたい」と思わせるか。
それは村上代表の「貼り箱への強い想い」を伝えるよりほかない。
サイト内の随所から村上代表の「想い」が受け取れるような、
メッセージ性の高いサイトを作ることに意味があると考えた。
村上代表は「コミュニケーション」を大切にしている貼り箱職人だ。
その村上代表の日々の活動、出会った人たち、そこから生まれた作品、
そして貼り箱そのものについてのコラム記事などを、村上氏自身の言葉で紹介し、
綴ることで、読者により生き生きと素直に伝える。
それを魅力的な写真とデザイン、構築システムがサポートする。
めざしたものは、いわば「主観」と「客観」が画面上で穏やかに調和したサイトだ。
今後「貼り箱界の伝道師」村上氏の活躍とともに、
より魅力的なコンテンツが満載のサイトへと成長していくことを期待している。
平成21年6月1日
株式会社ランデザイン 浪本浩一