「ブランディング、ブランディング」と連呼する理由
公開日:2022年01月31日(月)|ブランディング
村上紙器工業所は製造業であり典型的な町工場ですが、私がいつも「ブランディング、ブランディング」と連呼しています。
これはつまり、貼り箱(はりばこ)という商品パッケージを作っているにも関わらず、ブランディング(ブランド構築)に関わっていることに他なりません。
すなわちパッケージの基本的な機能的価値(商品を包み保護する)だけでなく、情緒(感情)的価値(ブランディング)も身にまとっているということです。
一般的にはどうしてもわかりにくいですが、パッケージがブランド価値を伝え、ユーザーとコミュニケーションし、購買に直接結びついています。
それが、「意思を運ぶ箱」なのです。
それがわかるように、田中有史氏と浪本浩一氏のお二人によって「ブランディングって、こういうこと」という新コンテンツをつくっていただきました。
ブランディングについて、とてもわかりやすく書いていただいています(全5回シリーズ)。
最近世間(特にビジネス界)では、「ブランディング」という言葉をよく耳にします。でも、わかるようでわからない人が多いのも事実。また様々な解釈があり、絶対的な定義はありません。
これを読んでいただくと、きっと「ブランディング」や「意思を運ぶ箱」についてご理解いただけると思います。どうぞ、ご覧ください(1月末時点で、1〜3回まで公開中)。
ブランディングって、こういうこと
(1)ブランドって、なに?
(2)ブランドイメージは、どうやってできる?
(3)錆びない考え方を持とう
(4)いろんなものがメディアになれる
(5)広告をしないで広告効果を出す
文:クリエイティブディレクター・コピーライター
田中有史氏(株式会社田中有史オフィス)
デザイン:アートディレクター
浪本浩一氏(株式会社ランデザイン)