パッケージは、商品の付加価値ですか?
公開日:2019年08月16日(金)|デザイン
商品パッケージは一番外側にある中身
デザインされた貼り箱が商品価値になる
パッケージ(紙箱)は、中身の商品を保護するという機能的価値があります。
もちろん、これはパッケージの本質です。
しかし、パッケージの本質はそれだけではありません。
商品を包む「意匠」でもあるのです。
機能だけではないパッケージのことを、化粧箱といいますよね。
ギフトなど贈答品に使う美しく装飾、パッケージデザインされた箱です。
これは外見を美しくすることですが、単なる付加価値(価値を付け足したもの)ではありません。
パッケージは、商品(企業)とお客様を結ぶ大切な顧客接点(タッチポイント/コンタクトポイントです。
つまり、両者のコミュニケーションを取る存在でもあります。それはとても重要な存在であり、決してただの付加価値ではありません。
以前、クリエイティブディレクター佐藤可士和さんとコラムニスト天野祐吉さんとの対談で、天野さんが「外見と中身を分けて考えている人がいるが、外見は一番外側の中身なんです。」と言われていました。
すごく腑に落ちた言葉でしたが、まさにこれがパッケージの本質なんだと感じました。
「人は見た目が9割」という本がありますが、人は最初の印象がだらしない格好なら中身に関係なく、そんなイメージがついてしまう。それはやはり、損しますよね。
だらしない外見でなくまずは身なりがちゃんとしていれば、コミュニケーションがスムーズにいくならそれにこしたことはありません。
商品パッケージは、一番外側にある中身を表すもの。
装飾としての単なる付加価値ではないのです。
そう考えると、パッケージの役割はとっても大切ですね。
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