ブランドの世界観を表現するパッケージ
公開日:2020年06月14日(日)|デザイン
純粋なるデザインの美しさ
BS-TBS「あなたの知らないイタリアへ」が好きでよく観るんですが、先週末の再放送でトリノ在住のカーデザイナー、アントニオ・エラーリオさんの放送がありました。
フィアットやアルファロメオのカーデザインを担当し、とりわけ自動車外観のフォルム(サーフェス)を手がけるデザイナーです。
この街で長年カーデザインの仕事に携わっている彼のお気に入りは、カーデザイン界の巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインがデザインした1980年発売の初代フィアット・パンダ。
オイルショックへの対応から、低燃費の実用小型車のデザインを依頼されたジウジアーロが、生産コストを抑えながら実用的で無駄のないデザインに落とし込んだ名車です。
アントニオ・エラーリオさん曰く、「必要なものは全てある上に、余分なものは一切ない。」と評したシンプルで機能美を追求したデザイン。
40年前の自動車ですが、今みても古さを感じさせません。
余分なものを削ぎ落とした純粋なるデザインは、いつの時代でも美しいですね。
パッケージでブランドの世界観が変わる
パッケージも、よく似ているかもしれません。
特に、貼り箱は。
村上紙器工業所のつくる貼り箱は奇をてらわず、色と素材感、そして手仕事による仕上げを大切にしたデザイン(CMFデザイン)。
そのシンプルさ故に、古いとか新しいとかの関係なく、商品ブランドの世界観を表現するパッケージに仕上げています。そして商品パッケージは梱包資材というだけでなく、ブランドと顧客を結ぶ大切な接点(タッチポイント/コンタクトポイント)です。
つまり、ブランドコミュニケーションのためのツールです。そう考えると、包材コストではなく、ブランドへの投資だと考えることが出来ますね。
パッケージはブランドイメージとして、積み重なっていきます。
そんなパッケージで、あなたのブランドを包んでみませんか。
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