シンプルなパッケージほど、クオリティの差が表れる
公開日:2023年12月04日(月)|デザイン
シンプルなパッケージデザインほど、個性と品質がわかる
ジントニックはカクテルの定番、どんなBARに行っても必ずあります。
基本中の基本のカクテルです。レシピは、グラスに氷を入れてジンを入れて、トニックウォーターを注ぎ入れる。マドラーで、下からすくうように軽く混ぜてライムを添える。最もシンプルで、一見簡単な作り方です。
でもカクテルは、シンプルであればあるほどつくる人間の個性が出て、味が違うと言われるのです。
それは、商品パッケージ/貼り箱もまったく同じ。
例えば、ぱっと見は人目を引く変形箱、六角形やハート型の箱などがそうです。
普通の四角いパッケージが並んでいる中では、確かに目立ちます。しかしそれらのパッケージをよくみると、ディテールは結構雑なつくりのものが多いのも事実です。
どんなに見た目が人目を引いても、パッケージ自体のクオリティが低いと興ざめです。
それに比べて、高級ブランド商品のパッケージは基本的にシンプルなものがほとんどです。確かにシンプルではありますが、基本に忠実にきちんと作られているものが多いです。
パッケージデザイン、単純ではない
シンプルにするこのとの難しさ
ある意味とても「地味」ですが、ブランドとしてのクオリティを表しています。奇をてらわず、手に取ることで「高級ブランド=高品質」ということが体感としてわかります。それが本来の姿であり、ブランドの本質です。
パッケージ/化粧箱は、その基本に忠実な仕上げこそがパッケージとしてのクオリティ(品質)なのです。目先にとらわれず、パッケージの本質を感じてもらえるとありがたいです。
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