パッケージとは、編集である。
公開日:2024年02月29日(木)|デザイン
先日、大阪デザイン振興プラザ(ODP)主催の「CREATORS BAR 15」に参加しました。
ゲストは一級建築士、池田久司建築設計事務所の池田さんのお話を伺いました。今まで手掛けられた工場や住宅の建築事例が多かったのですが、中でも印象に残ったのは「建築デザインとは、編集である。」ということば。
他にも、「映画の本質は編集である。黒澤明」「ラグビーは、編集だ。平尾誠二」というのが紹介されました。
映画がまさに編集にかかっていることは、よく理解できます。映画やドラマはどんな脚本や撮影をしても、最終的に「どう編集するか」でまったくストーリーが変わってきます。つまり、情報をどう整理して編集し最終的に仕上げるかです。
実は、パッケージ(貼り箱)も同じです。
お客様の商品や開発経緯、ブランドのコンセプトや思いなどの情報があり、それを整理して貼り箱というカタチに落とし込んでいく。カタチにするのも単純ではなくサイズや形状はもちろん、どんな素材を使ってどういう色を組み合わせるかなど、まさに編集といっていいです。
自分の頭の中にはあったのですが、やはり言語化しないとだめなんだとおじ話を聞いて改めて感じました。
その後のカウンターでも興味深い方々と交流できて、とても有意義な時間でした。
ありがとうございました。
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