新しい祈りの形をデザインする
公開日:2024年06月14日(金)|デザイン
昨日は、取引先の仏具屋さんの息子さん(7代目)と一緒に、紙の専門商社竹尾の淀屋橋見本帖「かみと祈り -Paper Altar-」展へ。
京都で長年にわたり仏壇・仏具製造を行う老舗、若林佛具製作所による紙を主な素材とした“新しい祈りの形”を開発するプロジェクト、その作品(すでに商品になっている)を見学に。今までウェブ上でしか見てませんでしたが、実物は「これが紙でできてるの?」というちょっと異次元の作品群でした。
何よりも佛壇という概念を超越した“新しい祈りの形”というのが圧巻でした。単純に、モノづくりの視点では、あれは出来ないですね。クリエイターが入ってこそのものづくりです。まだ30代前半の息子さんですが、私と一緒に圧倒されてました。
仏具業界も今後縮小を余儀なくされる業界で、10年以上前からあきらかに縮小傾向。これからを考えると、今の延長線上では結局生き残るのは難しいでしょう。それは、どの業界にも言えることです。
今回彼を連れていきましたが、とてもいい刺激になったと思います。ビジネス的にも、もっとクリエイティブを取り入れてくれたらいいんですけどね。
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