箔押し版・エンボス版製作のツジカワ株式会社さんへ工場見学
公開日:2024年10月14日(月)|デザイン
いつもお世話になっている、箔押し版・エンボス版製作で国内トップのツジカワ株式会社さんへ、工場見学に行かせてもらいました。
ご近所なんですが、今まで見学させていただく機会がありませんでした。弊社では印刷された紙を貼ることが殆どなく、貼り箱としてほぼ全部がロゴの箔押しです。
普段はごく一般的な箔押しばかりなのですが、ある案件で「浮き出し(エンボス)」の話がありました。
貼り箱では紙に「浮き出し」をしたとしても、貼るときに紙を押さえるため、トムソン箱のような厚紙のように、きちんと浮き出しが残らないケースが多いのです。
貼り箱ではどうしても技術的に難しいところがあり、何かいい方法がないか凸版製作現場を見せていただきました。
パッケージデザインの選択肢として箔押し
実際には、「彩光腐食版」「肉付箔押版」「マジックエンボス版」など色々な方法がありました。
ただ、貼り箱で使う薄紙(主に四六判70〜90kg程度)では紙の伸びなどの特性なども関係するので、やはり検討の必要があります。また、これらは版の種類によってかなり費用がかかるものがあるので、いろいろな面で難しいですね。
でも、今回様々な技法があることがわかったので、パッケージデザインとして今後お客様へは新たな提案ができるかもしれませんね。
ツジカワ株式会社 本社
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