パッケージ、貼り箱とサーフェイスデザインの関係
公開日:2009年08月25日(火)|デザイン
昨日、この街のクリエイター博覧会2007「デザインとつくる現場」展(2007年10月開催)でお世話になった、Designers FREE 代表の坂口友明さんの事務所にお邪魔しました。
坂口さんは日本でも数少ない、”サーフェイスデザイン ”と呼ばれるモノや素材の『表面の質』のデザインをされている方で、「表情のある質感」をデザインするプロです。
クリエイターとモノづくり職人が、素材を中心に様々なことを話しあう「扇町マテリアル会議」。このメンバーで、今秋に行われる「この街のクリエイター博覧会4」にて展示会を行なうことになり、「素材」ということで坂口さんにお話を伺いました。
約2年前から比べると、”サーフェイスデザイン ”の世界も大きく変わってきたとのこと。
その辺のお話を、メンバーのグラフィック、プロダクトのデザイナーと伺いました。
企業秘密な部分が沢山あるので詳細については書けませんが、昨今のデジタル全盛時代において
「アナログ」大好き人間の坂口さんは、世の中のすべてのものを観察しているという柔軟な思考で、手作業とコンピューターを絶妙に使い分けて、素晴らしい作品の数々を生み出されていきます。
デザイナーの仲間も、普段とは違う分野のデザインに、目を見張るばかり。
一言で「デザイン」といっても、全く違う思考でデザインを考えているのは、お互いに多いに刺激になるようでした。
このお話をヒントに新たな「感性」を生み出し、パッケージとサーフェイスデザインの関係を追求していきたいです。またサーフェイスデザインは、CMFデザインの概念と共通するところがあると感じます。このあたりは、貼り箱にとってすごく興味深いですね……。
感性価値としてのCMFデザインと貼り箱(パッケージ)の関係
https://www.hakoya.biz/blog/seminar/item_890.html
Designers FREE 代表の坂口友明さんについては、「質感をデザインする」をご覧ください。
http://www.hakoya.biz/item/collaboration/item_50.html