作り手の撮影が、貼り箱の価値を写し出す
公開日:2018年09月14日(金)|デザイン
点と点は、いつか線でつながる…….。
これは今は亡きアップルの創業者、スティーブ・ジョブズの言葉です。
実はこのホームページに掲載している貼り箱の写真は、ほぼ全て代表である私(村上誠)が撮影しています。
もちろん、私はプロのカメラマンではありません。
たまたまというか、若いときに趣味で始めた写真がもう30年以上が経ちます。
元々、写真を教えてもらったのが日本報道写真連盟(通称:日報連、毎日新聞社のアマチュア写真倶楽部)の方でした。
報道写真ですから、広告写真のように「美しく撮る」とか「キレイに魅せる」という概念はありません。
強いて言えば、その現場の空間や時間を「切り取る」という感じでしょうか?
なので、商品撮影はやったことがありませんでした。
そこからは試行錯誤の連続ですが、プロカメラマンの方々からもレッスンを受けたりして何とか今の状態になっています。
いつもは、工場の糊付機(紙を貼るための接着材を付ける機械)の上に板を置いて、そこに背景紙と照明(今はLEDライトを使用)をセッティングして撮影しています。
商品撮影はライティングが命。これにいつも悩まされますが、いろいろな方からアドバイスをいただきながら、今の状態になってきました。
単なる趣味で始めた「写真撮影」でしたが、今となっては自分で貼り箱を撮れてよかったと感じます。腕前は、大したことがないですが……..(笑)。
これはまさにジョブズが言う、「点と点は、いつか線でつながる…….。」ってことですね。
もしプロカメラマンに貼り箱の撮影を依頼すれば、すごくキレイな写真を撮ってくれます。私が撮ればプロが撮ったようなキレイさはありませんが、貼り箱という単なるモノではなく、そのモノの背景というか作り手やクライアントの思いを感じられる写真になります。
お客様からは他の貼り箱会社とは写真がぜんぜん違うと、よく言っていただきます。
それは私が、貼り箱というモノだけを撮っているのではないからです。
これは人がどう感じるか。感性の世界ですが、お客様にとって「ステキ!!」と感じてもらえる貼り箱の価値を写していきたいですね。
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