本質を捉えたパッケージに仕上げる
公開日:2023年09月19日(火)|展示会
ものごとの本質を古典に学ぶ
昨日は京都文化博物館まで、「山椒大夫(1954年公開、大映配給)」溝口健二監督作品を観に行きました。
黒澤明、小津安二郎等と並ぶ日本映画の巨匠のひとり、溝口健二監督。1954年・第15回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した名作です。若き日の香川京子さんが美しかった〜。
先日も、小津安二郎の「東京物語(1953年公開、松竹配給)」を鑑賞しました。場所は、京都文化博物館。当然、商業上映ではありません。絶対に採算取れませんからね。笑
ジャン=リュック・ゴダールなど、ヌーヴェル・ヴァーグを代表する世界中の名匠たちが、溝口健二に影響を受けたと語っている。中でもゴダールは、「好きな監督を3人選ぶと?」の問いに「ミゾグチ、ミゾグチ、ミゾグチ!」と答えるほどの傾倒ぶりだった。(出典:早稲田松竹)
今から70年近く前の映画ですが、もちろんまだコンピューターもCGもない時代です。完全なアナログな手法で撮影されていますし、人間の本質を伝えようとするところに溝口健二の凄さがあります。
凛とした佇まいのパッケージ/パッケージデザイン
それは貼り箱にもあって、パッケージとして別にすごい機能があるわけではなく、ものすごく効率よく作られることもありません。特に弊社の場合は、とてもアナログな手法で職人の手加工でつくっています。
凛とした佇まいの貼り箱/化粧箱として、本質を捉えたパッケージに仕上げようと日々努力をしています。
どんなものでも、古典から「ものごとの本質」を学ぶことはたくさんありますね。
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