美の祭典「グッチ日本上陸60周年記念展」観てきました

公開日:2024年10月13日(日)展示会


グッチの歴史と現代への系譜を紐解くグッチ日本上陸60周年記念展「GUCCI COSMOS」展が、京都市京セラ美術館で開催されていたので観て来ました。

普段はブランド物には興味はないのですが、世界的なラグジュアリーブランドであるGUCCIとあれば、その歴史をのぞいてみたくなります。
グッチは、グッチオ・グッチが1921年に創業したイタリアの高級ファッションブランド。バッグ、靴、サイフなど皮革品をはじめ、服や宝飾品なども手掛けるブランドです。
しかしながら、かつては暗殺事件もあり一族崩壊から、フランスのコングロマリット(多業種間にまたがる巨大企業体)ケリングの傘下に入りました。
とはいえ、そのブランドは輝きを失うことなく今の世界のGUCCIといえます。

そのブランドの歴史をみてみたいと思い、日本上陸60周年記念展を観てきた次第です。
グッチはその次代時代でクリエイティブ・ディレクターが変わりつつ、その卓越したクラフツマンシップによるクオリティと革新的なデザインによって世界的なブランドになりました。

日本では、こんな世界的ラグジュアリーブランドは見当たりません。
技術や品質だけなら日本の方が上かもしれませんが、ブランド力として考えると日本メーカーはそんなストーリーやブランドに対する価値観が欠けているんでしょうね。

80年代なんかは電化製品など日本製品が世界を席巻しましたが、韓国や中国製品にその地位を奪われていまは見る影もありません。ハード面(スペック)は確かにすごいんですが、「ブランド」に対する認識が低いんでしょうね。
自動車でも確かに販売はトヨタが世界一ですが、日本からはポルシェやフェラーリのようなブランドは生まれません。スペック一辺倒では、世界中から憧れられるブランドが育ちません。

ブランドをつくるって、ものすごい時間と投資が必要になりますし、簡単には結果に結びつきません。効率ばかりを追っていると、本当のブランドにはならないですから。日本企業の難しいところです。
これからの時代、日本企業はもっとブランディングに力を入れて欲しいと改めて感じた展示会でした。

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