感性の香りは、いろいろ?
公開日:2009年09月22日(火)|家族・友人
連休の初日、澤野工房の澤野さんのお誘いで、サントリー山崎蒸留所へ。
チーフブレンダーの輿水(こしみず)さんと澤野さんは、大学時代の同級生ということで、お二人は長いお付き合いで、雑誌などでも対談をされています。
そんな輿水さんは、数十種類の原酒をブレンドするウイスキーブレンダーの仕事を、「味と香りの指揮者のようなもの」と表現されています。
山崎蒸留所は仕事の関係で十数年前に一度訪れたことがありますが、じっくりと工場見学するのは今回が初めてです。
工場内をご案内いただいたのは、山崎蒸留所の技師長さん。貯蔵庫では、テレビなどではよく見る「樽」が山のように積み上がられています。山崎全体ではこれらの「樽」が約30,000本あるそうです。
通常の見学コースをはじめ、今回は特別にウイスキーのテイスティングをさせていただきました。
ザ・マッカラン、グレンフィディック、ボウモア、ラフロイグ、白州、山崎10年・・・そして特別に山崎18年、響き17年。
ロック、水割り、ハイボールなどなど、ウイスキー尽くしの素敵な時間でした。
普段は家やバーでも結構ウイスキーを飲みますが、これだけの種類を一度に飲んだのは生まれて初めてです。
ウイスキーの中でも、世界中の人々から愛されている代表的なこれらのウイスキーのテイスティング。
生産地によって、それぞれの特徴がある味と香りを楽しめるのがウイスキーの醍醐味です。
「シングルモルトのロールスロイス」と呼ばれ甘く芳醇な味わいの「ザ・マッカラン(スペイサイド)」をはじめ、強烈なピートと海の香りを放つ「ラフロイグ(アイラ)」や「ボウモア(アイラ)」。
そして、ジャパニーズ・ウイスキーを代表するシングルモルト「山崎」、バランスのよい重厚さと華やかさを兼ね備えた「響」。
それぞれの歴史と伝統から作られたウイスキー。
その味わいと香りは、世界中のウイスキーを愛する者の「感性」を、刺激し続けているに違いありません。
そんな“ストーリー”を、「貼箱」によって、創ってみたいものですね・・・・・。
最後は、チーフブレンダーの輿水さんとツーショット