貼り箱の写真は、クライアントや作り手の思いを写し込む
公開日:2019年04月02日(火)|貼り箱
最近オープンに出来ない案件が多く、中々貼箱の撮影が出来ていませんでしたが久々に撮りました。工場2Fを急遽のスタジオにするので、いつも準備と片づけだけでも時間がかかって大変です…….。
ウチでは作例の貼り箱の写真は、すべて私が撮影しています。
趣味で写真を始めたのは二十歳くらい? それ以来、30年以上写真を撮っています。
スティーブ・ジョブズの「点と点は、いつか線でつながる」という言葉がありますが、趣味(点)でやってた写真が今まさに線としてつながっています。ありがたいですね。
若いころ、たまたま知り合って写真を教えてもらったのは報道カメラマンです。その関係で一時期、日本報道写真連盟(毎日新聞の写真クラブ。通称、日報連)に所属してました。
報道写真なので商品写真のように「キレイに撮る」ではなく、「その場で何が起きてるか、時間を切り取る!!」という感じです。ちょっと、わかりにくいですね。
パッケージ写真は、モノの背景にある作り手の思いを描写する
商品(貼り箱)というモノだけではなく、強いて言えば「モノの背景にある作り手の思いを描写する」という感じでしょうか?
しかし、そういう目には見えないもの(思い)を写真として描写できれば、見る方にとって何かを感じとってもらえると思っています。
それが、今の村上紙器工業所がつくる貼り箱につながっているんだと思います。
ご覧いただく方に理屈ではなく、こころで感じていただければ嬉しいです。
さて今回ははじめて、ライト(LED)にハニカムグリッド(光の拡散をコントロールするもの)を使いました。ピンポイント的にライティングできて、これはいいですね〜。
自社製品は、自分で撮れれば一番いいです。単にキレイに撮るのではなく、クライアントや作り手の思いを写し込みたいですからね…….!!
これは素人ながら作り手の思いであって、仕事として撮るプロカメラマンでは難しいですから…….。
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初めて、ハニカムグリッドを使いました。ピンポイント的にライティングできて、これはいいですね。
最近のブツ撮りは、もっぱらこの2本ばっかりです。Makro-Planar 100mmF2.8、60mmF2.8。マクロなので、素材の質感だったりの描写にはいいです。