身と蓋
公開日:2019年07月01日(月)|貼り箱
フタはわかるけど…。
貼り箱でいう「C式(かぶせフタ式)」の箱。
貼り箱に限らずC式の箱では、上箱のことは「蓋(ふた)」と言います。
じゃ下の箱は?って聞くと、???ってなりませんか?
そう。
蓋はフタっていうのに、下箱の呼び名ってほとんどの人は知りません。
紙器を扱ってる人はみんな知っていますが、「身(ミ)」といいます。
紙器業界では、身と蓋という言い方は極々基本的な呼び名です。
しかし、一般的にはあまり知られていません。
私もお問い合わせをいただくお客様なんかと話してると、大体は「下の箱」とかいわれる方が多いです。
正式には「身と蓋」、「ミとフタ」です。
慣用句としてよく使われる「身も蓋もない」は、箱の身も蓋もない状態は隠す部分が何もなくて全てをさらけだしている様。率直にさらけ出しすぎて、情緒がない様子という意味です。
貼り箱(紙器)業界では、今でも普通に「身と蓋」っていいます。
「蓋」という言葉は誰でも使うけど、「身」は我々の業界の人しかほとんど使わないのかな〜といつも不思議に感じます。
いつの時代から「身と蓋」って言うのかはわかりませんが、「箱」って大昔からあったということなんでしょうね。
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