商品のパッケージデザイン/化粧箱は大切な経営戦略
公開日:2019年08月16日(金)|貼り箱
先ほど「パッケージは商品の付加価値ですか?」の問いかけに、
商品パッケージは、一番外側にある中身を表すもの。
そう考えると、装飾としての単なる付加価値(価値を付け足したもの)ではないのです。
と書きました。
商品パッケージ/パッケージデザインを経営戦略に使う
弊社でいうと貼り箱と呼ばれる化粧箱ですが、見た目の派手さや豪華さのような装飾過多ではなく、紙など素材感を活かしたシンプルな美しい箱です。
パッケージの役割は、中身を保護する機能的な価値と商品やそのブランドを伝える感情的(情緒的)な価値があります。
保護する機能は必要ですが、もうひとつの大切な役目は商品の良さやブランドストーリーをお客様にしっかりと伝えること。
そして最終的にはお客様に何らかの行動、動いてもらうことです。
商品に対して
興味をもってもらう。
手に取ってもらう。
気に入ってもらう。
購入してもらう。
そして最後は、ファンになってもらう。
どんなに素晴らしい商品でもお客様に購入(購買)してもらい、使って(食べて?)もらわないと、その良さは伝わりません。
パッケージデザイン/化粧箱は、ブランド資産である
パッケージは、そのためのツールでもあります。
言い換えれば、「経営戦略」の一つといっても過言ではありません。
経営にとっては、そのくらい重要なものなのです。
よくあるのは商品開発に全力を注いで(あたりまえですが)、やっと商品ができていざ販売となったときにパッケージのことが抜けていた。もしくは、パッケージの予算はほとんどみていない。というケースです。
本来パッケージは商品と同じような考え方で、開発スケジュールや予算をかけるべきだと思いますが、結局は後回しにされているのがほとんどです。
商品パッケージは経営戦略のひとつであり、包装資材というコストではなく、長い目でみてブランド資産と考えてください。
商品企画や開発、マーケティングや営業担当の方々には、そういう意識をもっていただきたいですね。
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パッケージ/パッケージデザイン、ブランドの無形資産が利益を生み出す
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