貼箱ディレクターとは?
公開日:2019年10月19日(土)|貼り箱
お客様にとって貼箱を価値ある商品パッケージとしてお使いいただける、プランニングをご提案させていただく仕事です。
- 貼箱について、全体のプランニング。
商品パッケージとして、貼箱をどのように活かすのか。
ご予算についてのご相談。初期段階でご判断が必要であり、予算優先かクオリティ優先かで方向性を決めていきます。
貼箱デザインのご提案。
- 箱の形式、内装(商品を納める部分)など仕様をどのようにするか。
- 素材の選択(重要なポイント)。
基本的には紙ですが、商品構成やご予算から布生地を使うこともあります。
色と素材の質感を選ぶ。
素材の質感がデザイン、クオリティを決めるといっても過言ではありません。
- 素材の見た目はもちろんですが、クライアントが貼箱を実際に使うにあたり、パッケージとしてのリスクを出来るだけ軽減するように考えます。
具体的に大きなポイントは、素材の汚れと擦り傷です。
パッケージはお客様の手元に渡るまで、様々な人の手に触れます。
貼箱をつくる人、商品を箱に収める人、それを販売する人など。
人に手に触れるので、汚れや擦り傷はどうしても避けられません。
それらを100%完全に防ぐことは出来ないので、出来るだけ汚れや擦り傷が目立ちにくい素材選びが大切です。
お客様の思いをお聞きしながら、選定させていただきます。
- 加工工程の管理。
トムソン加工(型抜き)、箔押しなど、素材の加工については外注会社の協力を得ていますが、貼箱本体は全て自社で加工・仕上げを行っています。
予算管理、クオリティ管理、スケジュール管理など、貼箱製作全行程のディレクション(総指揮、進行管理)を責任を持って行います。