商品パッケージでブランド価値を高める〜ブランドエクイティ(資産)〜

公開日:2019年11月04日(月)貼り箱

商品パッケージで、ブランドエクイティ(資産)を構築する

普段、私たちが生活する中で認識するもののうち、言葉として表現できるものは約5%だといわれています。
残りの約95パーセントは、感覚や感性のみで認識しているため、論理的に言葉で説明できないそうです。
これを「非言語領域」と呼びます。

近年のビジネスでは、「非言語領域」への訴求が大切であるといわれ、従来の「言語領域」への訴求のみでは顧客を獲得・維持することは難しい時代であるといわれています。

私たちは貼り箱、化粧箱で美しさや、ワクワク感を届けたい

非言語領域の魅力とは?

イタリアの高級スポーツカー「フェラーリ」のビジネスを、例に考えてみたいと思います。
フェラーリとはご存知の通り、世界有数の自動車メーカーの一つです。

そのフェラーリは年間約9,000台しか生産しないそうです(2018年)。トヨタの年間生産台数が約1,000万台(同年)であるのに対し、1/1000以下の生産量です。

新車を注文すると、通常の市販車でも約半年から1年くらいの待つのは当たりまえ、限定車に至っては数年待ち。おまけに住まいを一軒買えそうな車体価格(一番安い新車で二千数百万円)。

それにもかかわらず、ニーズが絶えないのは、顧客に「欲しい」と思わせるだけの魅力、つまりブランド価値があるということです。

ブランド資産という意味

たとえば日本車は、コスト・パフォーマンス面では世界一だと言っても過言ではありません。
性能や品質の評価も高く、万一故障しても短期間で修理ができるように造られています。しかし人が商品を選ぶとき、性能や品質だけを考えて選ぶわけではありません。

フェラーリを求める人は、その独特のボディーデザインやカラーリング、車体が放つ“色気”や“艶”を手に入れたいのです。それによる “運転時のワクワク感”、つまり「意味」を購入するのです。

私たちは貼り箱、化粧箱で美しさや、ワクワク感を届けたい

“色気”や“艶”、“運転時のワクワク感”。
それは、これ以上言葉で表現することができない感覚で、客観的に言語化や数値化ができません。
これこそが「非言語領域」であり、これからのビジネスに必要なことだとされています。
人の感覚や感性に訴求すること….。

私たちのいう「感性品質」とは、性能や効率だけでなく、“心地よい”、“温もりがある”など、デザインや素材感などによる「感性に響く品質」をいいます。

ブランドコンセプトをきちっと伝えられるデザイン

それは、パッケージとしての貼り箱のサーフェイス(表面)を構成する「COLOR(色)、MATERIAL(素材)、FINISH(仕上げ)」の3つの要素(CMF)です。

美しく、どことなく色気、艶っぽさを感じさせることで商品イメージを感覚的に伝え、そしてその素材感が “感性価値”として、やさしさ、あたたかさ、上質感など貼り箱、紙箱を手にした方にとって感動すら覚え、商品イメージを“感性”に訴えかけるのです。

私たちは貼り箱(化粧箱)で、そんな美しさや、ワクワク感を届けたい。
そんな魅力ある「貼り箱」を創造していきたいと考えています。

関連記事:


<貼り箱士のブログ>はこちらのページへ
<目的から作例を探す>はこちらのページへ
<作例を写真で探す>はこちらのページへ
<お問い合わせ>はこちらのページへ

(まずは、ちょっと電話で聞いてみたい時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで)

私たちは貼り箱、化粧箱で美しさや、ワクワク感を届けたい

素敵な商品を前に、パッケージに悩んでいらしゃるお客様へ

同じ思いで、ご相談いただいた事例がここにたくさんあります。<作品ギャラリー>もご覧になってください。化粧箱は売上にとって大切な存在なのです。

06-6653-1225

<パッケージはブランドの世界観をつくる>
貼り箱、化粧箱、ギフトボックスについて、企画、製作、提案のご相談からちょっと電話で話を聞いてみたいという方はお気軽にご連絡ください。

担当:村上 誠
営業日:月〜金曜日(休日:土日祝日)
営業時間:9:00〜17:30(昼休みは除く)