貼り箱/パッケージは、95%の非言語領域のデザイン
公開日:2019年12月05日(木)|貼り箱
普段、私たちが生活する中で認識するもののうち、言葉として表現できるものは約5%くらいだといわれています。
残りの約95パーセントは感覚や感情、感性で認識しているため、ロジカルには言葉として説明できません。そしてこれを「非言語領域」と呼びます。
商品のパッケージ。量産される一般流通品(例えば、大手メーカーの食品など)は、ビジュアルとコピーを組み合わせた化粧箱(トムソン箱)を使うので、これらはある意味「言語化」されているパッケージといえます。
つまり、マーケティング戦略的にとても計算されたパッケージデザインです。
感性的なパッケージデザイン
しかし私たちがつくる貼り箱は、これらとは少し違います。
特に弊社でつくる化粧箱、貼り箱はビジュアルやコピーを組み合わせたデザインではありません。
しいて言えば、もっと感性的なパッケージデザインです。それは主に、紙など素材の質感を活かした箱です。
パッケージは、お客様が中身の商品よりも先に目にして触るものです。
パッケージの印象が、その商品ブランドのイメージを決めると言ってもいい存在です。
貼り箱は、商品パッケージとしては高価な部類に入りますが、その分ブランドイメージを感じさせてくれるパッケージです。
素材の質感、人の手で感じる感覚
そこには、素材の持つ質感が大きく関係しています。
印刷で表現されたビジュアルではなく、質感という人の手で感じる感覚です。
もちろんビジュアルや色など視覚からの情報は、人間にとってとても大きな情報です。
それにも増して手に触れた感触は、脳に立体的な感情を与えてくれます。
それは理屈ではない数値化することが出来ない、まさに非言語領域の感覚です。
貼り箱の持つ、皮膚感覚のデザイン。
みなさんも、試してみてはいかがでしょうか?
—感性に訴えるデザイン—
商品パッケージでブランド価値を高める〜「フェラーリ」を例に〜
https://www.hakoya.biz/blog/haribako/item_1108.html
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