インロー式、印籠式貼り箱/パッケージ/化粧箱
公開日:2020年07月13日(月)|貼り箱
お客様からも高級感があると好評
貼り箱には、いくつかの箱の形式があります。
一番、一般的なかぶせフタ式(業界では、C式といいます)。
お菓子の箱をはじめ、様々な商品の箱に使われている貼り箱では基本的なカタチです。


それに、ブック式。これも多いタイプで、3枚(表、背、裏の3面)表紙に箱を付けたカタチ。立てると丁度、上製本のようになるのでブック式です。
そして、インロー(印籠)式。
これは、印籠(いんろう:水戸黄門でおなじみ)の構造から来ています。
かぶせフタ式(C式)は、ミ(身:下箱)の上からフタ(蓋:上箱)をかぶせますが、インロー式は箱を横から見たときに、真ん中で上下(フタとミ)に別れています。
ミの中にインロー箱があって、ミから約7〜10mmくらい出ているので、そこにフタがはまるようになっています。

フタをかぶせる(はめる)と、フタとミの側面がフラットになるため、美しく見えるのが特徴。
そして箱の中に商品を入れたとき、かぶせフタ式だとミの中に商品がはまり込みますが、インロー式だと上部半分近くがインロー部分からせり出します。
そのため商品の視認性がよく、店頭などで展示したり、カタログやWEBなどに掲載される写真でも見栄えよく写ります。
またインロー式の応用で、センター部にスリットが見えるようにも出来ます。
これはインロー部の高さを伸ばして、フタとミの間隙を開けるようにします。
インローをフタ・ミと色を変えることでスリットラインが入り、デザイン的にもお洒落になります。
ただし、かぶせフタ式(C式)に比べると構造が複雑になるため、価格は高価になります(ブック式も同様です)。


一つ条件があるのは、インロー式は商品自体の厚み(高さ)がないものには適しません。
何故なら、貼り箱は浅すぎると製作しにくいため、ある程度の深さ(浅くても約17〜20mm程度、できれば20mm)が必要になります。
つまりフタとミ(上下2つ)があるので、深さが40mmくらいあるため、それくらいの厚みがある商品でないと基本的に使えません。
それ以下だと、かぶせフタ式かブック式になります。
※上記の3タイプに比べると少ないですが、他には「台紙式」があります。
かぶせフタ式の応用で、ミの底に台紙(紙板)を付けたカタチです。
インロー式=高級感のイメージ
インロー式はお客様からも高級感があると好評で、この形を希望されることは多いです。
ご予算さえ許せば、インロー式やブック式は商品をよく魅せてくれることは間違いありません。
インロー式「一覧」は、こちらをご覧ください。
<インロー式、オリジナルオーダー貼り箱>
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