価値提供とマーケット感覚

公開日:2020年10月12日(月)貼り箱

何故、ドラマはリアルタイムでみられないのか?

最近のテレビドラマは、視聴率が取れないと言われて久しいです。

ドラマがなぜ取れないかというと、仕事や家事で放送時間にリアルタイムで観れないというのもあり、最近はみんなHDDレコーダーで録画しておいてあとでゆっくりと観ることが多くなっています。

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録画して観たものは、視聴率には反映されません。
あくまでも、放送時にリアルタイムで観られた数字が視聴率です。

しかし先日、かなり話題になったドラマ「半沢直樹」は40%超えの視聴率をマーク。

これは録画してみるんじゃなく、「リアルタイムでみたい(早くみたい)」と思わせるコンテンツだったということです。

つまり、リアルタイムで見ることに価値があった。
それだけの「価値提供」があれば、視聴率が取れる=売れるということです。

ドラマに限らず、私たちが取り扱う商品(弊社なら化粧箱である「貼り箱」)も同じ。
どんなに安くても、買おうと思わないものは買いません。当然です。

逆にすごく高価なものでも、「絶対に欲しい」に思ってもらえれば買ってもらえます。

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例えば、今売れている機械式の高級腕時計。

パテックフィリップ
フランクミュラー
オーデマ・ピゲ
ロレックス
ブレゲ
……などなど。

数え上げるとキリがないですが、これら高級腕時計はほとんどが欧州ブランドで、安いものでも数十万円から100万円オーバー。
トゥールビヨン(姿勢差による重力の影響を抑える機械構造)なら、1,000万円以上が当たり前です。

時計は、「時を知る」ためのものです。
今や腕時計は、ホームセンターにいけば1,000円くらいでも買うことが出来ます。
もっといえば時計でなくても、スマートホンがあれば時間は知ることが出来ます。

しかし1,000円でも買える時計を、1,000万円以上出しても購入するセレブがいくらでもいます。
もちろんそのレベルになると、誰でも買えるわけではありませんが、それだけの金額を出しても欲しいと思わせる「価値」があるということです。

モノづくりにおいては、素晴らしい商品を作れば売れるというのはもう過去のお話。
というか、歴史上そんな時代があった。というレベルです。

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価値に気づく能力が大切

これからは、
その商品に価値があるのか?
あるとしたら、それはどんな価値か?
その価値をちゃんと評価してくれるのは誰なのか?

を、見極めねばなりません。
そういう、マーケット感覚が必要。

貼り箱も同じです。
貼り箱のスペックではなく、誰にとって貼り箱が価値があるのか?
それは、どんな価値なのか。

きれいな化粧箱なら、他にいくらでも選択肢があります。
安いものだって、沢山あります。

その中で村上紙器工業所が企画・製造する貼り箱を選んでいただく、お客さまへの価値提供をしていく必要があります。

村上紙器工業所の作った貼り箱に、商品を入れると〜

・いかにも高級にみえる
・ブランドの「らしさ」を表現できる
・このパッケージに入っていると思わず手にとってしまう
・大切な人やお世話になった人に贈りたくなる

私たちはこういうパッケージ、化粧箱を、貼り箱としてつくっていきます。
いつでも、あなたからのご相談をお待ちしてます。

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パッケージ/化粧箱はブランディングであり、ブランドの「顔」。
あなたは、本当は何を売っていますか?
ブランドとは愛されること、尊敬されること。
製品が「商品」になるには、パッケージとの出会いが必要。

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