マーケットの商品価値に見合う化粧箱
公開日:2020年12月26日(土)|貼り箱
人は自分に必要なものや、欲しいものを買います。
でもその時、価格だけで選んでいるわけではありません。
もちろん、同じようなものなら価格が高い安いは気にしますが、単純に「高いから買わない」「安いから買う」わけではありません。
商品を購入するには、自分なりの理由があります。
売る場合も同じです。特に「価格」。
基本的には商品原価があってそれに自社の利益を乗せるのですが、お客様に「いくらなら買ってもらえるか」。つまり市場にとっての価値、マーケット感覚が大切です。
お客様にとっては、この商品はどれだけの価値があるかで価格が決まります。
例えば、今年コロナ禍で春先にはマスクが不足しました。普通なら日常にたくさんありますが、品不足で取り合いになった。
当然、価格は急上昇しました。それが供給が多くなると、一気に下がりました。
嗜好品は、どうでしょう?
例えばお酒、私はウイスキーが大好きです。それもシングルモルト、ピールや焼酎よりも高価です。
しかし長い時間、樽で熟成された芳醇な香りと味。BARカウンターで呑む一杯は、何ものにも代えられません。
少々高価ですが、呑んでしまいます。
自分にとっては、それだけの「価値」があるからです。
価格とは市場での価値
商品価格とは、単に製造原価から付けられるものではありません。
顧客にとって、どれだけの価値があるかで決まります。
商品パッケージも、その価値に見合うものである必要があります。
折角お気に入りの商品を買って、届いた商品の化粧箱が安っぽいイメージだったらちょっと悲しいですよね。
マーケットでの商品価値に見合う化粧箱、つくってみてはいかがですか?
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