どう作るかより、箱がどういう役割を果たすか
公開日:2021年06月16日(水)|貼り箱
どう作るかより大切なこと
昨夜、放送のあったNHK:プロフェッショナル仕事の流儀「作ることが、生きること 陶芸家・辻村史朗」。
名だたる海外セレブが愛し、世界の有名美術館も作品を所蔵する孤高の陶芸家、辻村史朗さん74歳。自宅は自ら建てたもので、自生する野草やキノコを日々採り、畑で野菜を育て暮らす。
陶芸では師匠はおらず、まったく独学でここまで上り詰めた。
その日々を追いかけた、半年間の記録だった。
その中で、一番印象に残ったのが「どう作るかより、どう生きるか」。
工業製品として、効率よく安価で大量に生産するものとは違う。
これほどの人がつくる訳だから、まさにそういうものだろう。
すごく、よく分かる気がします。
ウチで作る貼り箱も、この人の陶芸作品と比べるには気が引けますが(笑)、その感じに近いかなと思った。
商品にとって化粧箱とは?
単純に、モノ(貼り箱)として技術的によく出来てるとか、コストパフォーマンスがいいとか、そんなものではないように思う。
「どう作るかより、どう生きるか」というと流石に大げさかもしれないけど、「どう作るか(は、もちろんあるけど)」より、お客様にとって「何が必要か」「箱(パッケージ)がどういう役割を果たすか」。
そして貼り箱をつくる私たちが、それを「どう感じるか」「どう考えるか」「どう表現するか」。
そこなんだろうな…。
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