さわって、つくる。つくって、さわる。触覚の大切さ
公開日:2023年07月18日(火)|セミナー・勉強会
国立民族学博物館の広瀬浩二郎先生をお迎えしたワークショップ、「さわって、つくる。つくって、さわる。〜わたしの“触覚”を呼びさまそう〜」(主催:まちライブラリー とかとか)に参加してきました。
普段は、商品パッケージ/化粧箱の一種「貼り箱」を作っています。貼り箱は、素材感を活かしたパッケージというのが一番の特徴です。
手でさわることの大切さ
パッケージ/貼り箱を手でつくる
ビジュアルよりも、使う素材(主に紙)の素材感、質感を重視した化粧箱です。そのため、人の「手」がとても重要になります。機械は道具としては使いますが、手でつくる箱ですからね。
さわって、つくる。ことにはある程度自信を持って参加したんですが(笑)、いざ目隠しをして紙粘土を造形してみると、これが思うようにはいきませんでした。汗
普段、いかに視覚に頼ってものを作っているかということです。
初めて気づいた、といってもいいかもしれません。何だかんだといっても、人間は視覚情報が圧倒的に多いんですね。
手の感覚・触覚が、いかに大切かを気づかせてもらった時間でした。
ありがとうございました。
<貼り箱士のブログ>は、こちらのページへ。
<目的から作例を探す>は、こちらのページへ。
<お問い合わせ>は、こちらのページへ。
(まずは、ちょっと電話で聞いてみたい時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで)
関連記事:
- 存在感のある貼り箱/パッケージを生み出す職人技、クラフツマンシップ
- ユーザーが、パッケージ/化粧箱を開けるときにどう感じるか?
- パッケージを通して、人と人がつながる関係をつくる
- パッケージデザインは人をつなぐブランドコミュニケーション
- パッケージというモノづくりから、価値づくりへ
【コミュニケーションって、こういうこと】
コミュニケーションって、なんでしょう。ブランディングやコンセプトなどと同じで、わかっているようでも意外とわかっていない(説明しにくい)言葉のひとつかもしれませんね。
【クリエイティブって、こういうこと】
クリエイティブとは創造的ということ。「創造」と聞くと、“じぶんにはできるかなあ”と、難しく感じてしまいますが、「創造」ではなくて「工夫」なんだ。と、言われると「クリエイティブ」の見方が変わりますよね。