単に、いい箱を作れば良いのではない。

公開日:2024年11月17日(日)セミナー・勉強会

昨日は、大阪パッケージアカデミー第7期の4回目。

半年間のうちの唯一、1回だけの貼り箱の授業でした。基本的には、パッケージの設計や製作の講義と実習。
ただ、それだけではおもしろくないのでこんな話も。

貼り箱を含めたパッケージは、単にいい箱を作れば良いのではない。
パッケージは機能だけではなく、ブランドイメージを届けることも大きな役割であり、ブランドコミュニケーションという顧客価値を意識してデザインや設計をしてください。

パッケージデザインで顧客体験価値をつくる

アップルは、ユーザー(顧客)が製品を購入したとき、まず最初に目にして触るのは製品よりもそのパッケージ/化粧箱。パッケージデザインを含めた箱自体の機能(ハード)はもちろん重要だけど、パッケージを見て手に持って、開封するまでの一連の行為を「顧客体験(User Experience)」として、ブランドイメージを届けています。と話しました。

(参考)Unboxing、アップルにみるパッケージによる究極のブランド体験とは?

はたして、どこまでこの意味を受け取ってもらったかはわかりませんが、機能的価値だけでなく情緒的価値が求められる時代です。

今宵は、お疲れ様の一杯….。

単に、いい箱を作れば良いのではない。今宵は、お疲れ様の一杯….。

素敵な商品を前に、パッケージに悩んでいらしゃるお客様へ

同じ思いで、ご相談いただいた事例がここにたくさんあります。<作品ギャラリー>もご覧になってください。化粧箱は売上にとって大切な存在なのです。

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