活版印刷ワークショップ(1)

公開日:2009年07月26日(日)ワークショップ

7月18日(土)に、「扇町マテリアル会議」のメンバー12名で、活版印刷をされている「つぼた工芸」さんにお邪魔しました。

活版印刷は、もうされているところが殆どなく、今となっては貴重な存在です。
昔は、印刷といえばこの活版が当り前だったのですが、それから写植へと移りその写植もDTP(Desktop publishing)の出現により姿を消しました。

今では、名刺やハガキをはじめ出版物に至まで、文字のレイアウトからグラフィック・デザインまですべてパソコン上で出来るようになっています。

活版印刷は、金属製の「活字」を人の手で組み合わせ、それを刷版として印刷していく方法で、印刷の原点といえます。

今なら、パソコン上でクリックするだけで文字の「大きさ」や「詰め」を変えたり出来ますが、活版は完全なアナログです。
「活字」は数種類の大きさのものが用意されていて、それらを組み合わせていきます。また「詰め」に至っては、これも細かく厚みの違うの「スペーサー」があり、それらを活字と活字の間にはめ込んでいきます。

現代のDTPからすると、気の遠くなるくらいの手間暇をかけて版を組み上げていきます。
印刷が始まった頃は、もちろんこの方法しかなかったのですが、現在でも頑なにこの活版印刷にこだわり、守り続けておられることに敬意を評します。

このあと、自分の名刺を「活版」で組み立てる作業をやっていきます。

活版印刷
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95年阪神大震災で崩れ落ちた「活字」

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