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オーナーの思いを叶えたパッケージ/リードディフューザー&アロマオイルセット

公開日:2025年03月13日(木)

独自ブランドのためのパッケージデザイン、リードディフューザー&アロマオイルセット

オリジナルブランドのためのパッケージデザイン

最初のお問い合わせから、半年以上の時間をかけて完成したリードディフューザー&アロマオイルセットの貼り箱です。

オーナーさんが、独自で立ち上げたブランド。
商品自体はもちろんのこと、独自ブランドとして商品パッケージにもつよい思いがあり、弊社へご相談いただきました。

強い思いといっても、当然ご予算的なこともありました。
そのバランスをどう取るかが、とても難しいところです。これはこの方に限らず、ご相談いただくどのお客様にも共通します。

独自ブランドのためのパッケージデザイン、ブランド資産

ブランド設計を綿密に考える

いいパッケージは作りたい。しかし、個人や小さな会社で立ち上げたばかりで、予算が潤沢にあるわけではない。中々、悩ましいところですね。
こういう場合、ご自身が自社のブランド設計をどう考えるかです。
これは、とても重要なことです。

このブランドをどうしたいのか?どう育てていくか?
ご自身が、ブランドのビジョンをどう考えているか?

まさに、それに尽きます。
ブランドというと大層に思うかもしれませんが、例え一人の会社でも、自分の考えや思いで作った商品たちはブランドです。

何もグッチやシャネル、アップルやメルセデスといった世界的な大手ブランドだけがブランドではありません。ただ彼らは膨大な時間と手間と投資をして、世界的なブランドになっています。簡単に、同じことは真似が出来ません。

小さな事業は身の丈に合った、しかしそれだけの覚悟を持ってブランドをつくっていく(ブランディング)必要があります。

独自ブランドのためのパッケージデザイン
独自ブランドのためのパッケージデザイン、リードディフューザー&アロマオイルセット

パッケージデザインはブランディングの一環

その一環が、商品のパッケージ/化粧箱です。
商品パッケージは、お客様が一番最初に目にし手で触れる顧客接点です。
マーケティングではコンタクトポイント/タッチポイントといわれ、ブランド/企業と顧客(ユーザー)の大切な接点となります。

パッケージの印象が、そのブランドのイメージや世界観をつくります。典型的な例でいうと、ティファニーの箱がそうです。ティファニーというと、まずそのティファニーブルーのパッケージを思い浮かべる人も多いでしょう。

顧客接点をしっかりしたものにすることで、ブランドの世界観をつくり顧客との信頼関係を築きコミュニケーションすることができます。パッケージは、顧客とのコミュニケーション・ツールともいえるのです。

パッケージの意味を再定義する
コストではなくブランド資産になる

パッケージは「商品を包む、運ぶ、保護する」という機能から「ブランドの意思を運ぶ、世界観をつくる」と再定義してみてください。そうすることで、パッケージの「意味」が変わります。
パッケージを、包装資材としてのコストだと考えるとそれは消耗される存在。ブランドへの投資だと考えると、それは少しづつですが積み重なってブランド資産になります。

そのオーナーさんもパッケージの「意味」を理解した上で、長い時間をかけて打ち合わせをし貼り箱のサンプル試作をつくりご発注、本生産に至りました。
長い時間がかかりましたが、オーナーさんにとってその喜びはひとしおだったようです。

課題解決:箱の内装の難しさ

最後になりましたがこの貼り箱で難しかったのは、紙袋入りのリードディフューザーとアロマオイルの瓶、ケースを一つにまとめて箱内に固定することでした。

紙袋入りのリードディフューザーは薄くと軽いものですし、アロマオイルの瓶はガラス製で思い。それらを上手く固定するのは中々難しいことでした。

紙でつくった中敷き(業界では「ゲス」といいます)は、取引先の木型製作会社の協力もあり、無事に上手く固定することが叶いました。紙でつくるというのは意外と制約があるので、各々の工夫が必要になります。
協力会社さんとのパートナーシップもあり、素敵なパッケージデザインとなりました。

このオーナーさんはこの2年前から弊社のHPをご覧いただいていて、パッケージについて思いを巡らせておられたそうです。予算的なこともあり中々踏み出せずにいたようですが、思い切って相談してよかったと仰っていました。

これも、ご縁です。
パッケージをどうしよう?と悩んでおれるなら、ぜひ一度ご相談ください。
そこから、パッケージをつくることが始ります。

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独自ブランドのためのパッケージデザイン、、ブランド資産
独自ブランドのためのパッケージデザイン、ブランドの世界観をつくる
独自ブランドのためのパッケージデザイン、ブランドイメージをつくる

撮影:EOS R6 +RF24-105mm F4 L
Photo by Makoto Murakami(村上紙器工業所)

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