珈琲ギフトボックス、パッケージ、貼り箱
公開日:2009年03月15日(日)
まるで、”バカラのグラス”が入っているような雰囲気のあるコレクションボックス・・・。
コーヒーを飲み終わった後も、このボックスに何を仕舞おうか?
貴女には、もう一つの楽しみが出来ます!
1年に一度、世界各国から招聘された国際基準の厳しい眼によって選ばれる「スペシャルティコーヒーの頂点=カップオブエクセレンス」。
2008年コスタリカで見事、カップオブエクセレンス“AWARD WINNER”に輝いた「贈り主の心」が伝わる”特別なギフト”にふさわしい逸品として、高級珈琲豆専門店様よりご注文いただいた高級感のあるレザー調ギフトボックスです。
この貼箱の一番の特徴は、表面素材!
写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、一般的な紙ではなく「Sベランカラーラミ(残念ながら廃番)」という ”レザー調 ”の特殊な紙を貼っています。
正に ”革 ”を思わせる質感でありながら、紙素材として貼ることが出来ました。
ただ、四六判で112kgと通常我々が貼る紙に比べると、かなり厚くまた堅い素材でした。
パッケージを使った、商品(企業)の “ブランド・マーケティング” をしてみませんか?
貼り箱についてのご相談は、こちら から気軽にお問い合わせください。
(まずは、ちょっと電話で話を聞いてみたいという時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで。)
貼り箱の場合、「ニカワ(獣・魚類の骨・皮などを石灰水に浸してから煮て濃縮し、冷やして固めた接着剤。粗製のゼラチン。)」で貼るという特性上、堅い素材を箱の角に貼っても繊維の反発で「まっすぐ」に戻ろうとします。
この「Sベランカラーラミ」の場合、特に厚みと堅さがあるため、非常に反発が強くよほどしっかりと接着しないと、箱の角が ”あとから ”浮いて来ます。
そうなると、「貼り箱」としてとてもキレイとはいえない状態になるので、加工時に手作業でかなりこすります。
そう! とても ”手間 ”が掛かる素材なのです。
しかし、ちゃんと仕上がると、何とも言えない「高級感」「シックな質感」「オトナの色気」を感じさせる ”貼り箱 ”となります。
この「Sベランカラーラミ」は、高価格で加工費用も掛かるのにも関わらず、”モノトーン調のシックな高級感 ”を求めるお客様には弊社でもとても人気があり、高価な貼り箱でありながらお客様の満足度は一番でした。
ところが、2008年末をもって「製紙メーカー」から ”廃番 ”となってしまいました。
とても残念なことですが、この紙を愛したお客様と貼箱屋がいたことは記憶に残ると思います。
そんなユーザーの ”思い ”が製紙メーカーに届き、いつの日か復刻されることを望みます・・・。
※写真をクリックで拡大、矢印キー(◀▶)で写真がスライドします。
貼り箱についてのご相談は、こちら から気軽にお問い合わせください。
(まずは、ちょっと電話で話を聞いてみたいという時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで。)
当サイトに掲載されている写真の著作権は、村上紙器工業所および作品の作者にあります。
許可なく写真の転載をすることはできません。
写真の掲載を希望される方は、事前にご連絡下さい。