チョコレートのパッケージ/貼り箱
公開日:2009年03月16日(月)
貼り箱の中では、一般的によく使われる商品です。
一番オーソドックスな「C式(フタ・ミのかぶせ式)」や「ブック式」、「インロー式」などが一般的ですが、中には変わったものもあります。
ブック式の貼り箱です。
「貼り紙」には、ビバルデ(こげちゃ)を表面だけでなく内側も貼ることで、全面総貼りにしています。
ビバルデ(こげちゃ)は、表面には適度なエンボス(凹凸模様)があり、「こげちゃ」というだけあってとてもシックな落ち着いた濃茶色です。
ブック式は、貼り箱の中ではオーソドックスな形式ですが、「C式(フタ・ミのかぶせ式)」に比べて趣(おもむき)のある落ち着いた貼箱の形態です。
菓子などの食品類をはじめ、様々な商品を入れる貼箱に使われています。
この写真の貼箱の場合、トレーを外せば、このままキレイな小物入れなどにも使えます。
貼り箱の<お問い合わせ>は、こちらからお願い致します。
パッケージは、「商品」そして「企業」の “ブランド価値” を伝えるものです。
そして、その善し悪しは “売り上げ” に直結します…..!!
「C式(フタ・ミのかぶせ式)や「C式」の底に台紙を貼付けた「台紙式」、「インロー式」の背部分を繋げた形式も、皆さんに好まれる形です。
かなり特殊な形状ですが、「宝石箱」のような貼箱です。
ある洋菓子メーカーさんの依頼で、作ったものです。
条件は、「チョコレートの入る2段式」、「横スライド」、「全体がスエード調」、そして「宝石箱のような」でした。
全体は、ウーペケーネス(植毛素材:紙とは違い、植毛の肌触りが独特です。かなり高価な素材です。)を貼っています。
上下段のスライドする部分は、寸法出しから製作まで、かなり苦労しました。
一見単純なようですが、実際に作るのは容易ではありません。
材料がすべて揃っている状態でも、加工には大変手間が掛かり、弊社では一日で50個以下の生産量でした。
チョコレートの貼箱これだけ見ると、宝石箱のようにみえるでしょうか。
しかし、もらった人はうれしいかもしれませんね。
関連記事:
・「感謝の気持ち」チョコレート・パッケージ、化粧箱&ブランディングプロデュース
・上質なチョコレートを、上質なパッケージ(貼り箱)で届ける
・高級バナナのギフトボックス・パッケージ/新たな市場開拓
・特別な贈り物「桃のギフト」パッケージ/化粧箱
<貼り箱士のブログ>はこちらのページへ。
<作例を写真で探す>はこちらのページへ。
<お問い合わせ>はこちらのページへ。
(まずは、ちょっと電話で聞いてみたい時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで)
貼箱についての質問やご相談は、こちら から気軽にお問い合わせください。
(まずは、ちょっと電話で話を聞いてみたいという時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで。)
※写真をクリックで拡大、矢印キー(◀▶)で写真がスライドします。
当サイトに掲載されている写真の著作権は、村上紙器工業所および作品の作者にあります。
許可なく写真の転載をすることはできません。
写真の掲載を希望される方は、事前にご連絡下さい。