徳治昭氏・イラスト貼り箱
公開日:2012年08月20日(月)
イラストレーター・童画家の徳治昭(とく はるあき)氏からご依頼いただき、制作させていただいた「クッキー用貼箱」です。
先日、昨年の年末ジャンボイラストに続き、2010年サマージャンボ宝くじのイラストを描かれました。
徳治昭氏は、イラストレーターとして手描きからCGまで対応し、出版・広告・キャラクターデザイン等手がけておられます。
童画家として、展覧会を中心に絵本やカードブック・グッズ等も展開。
2006年よりジクレー版画の発売も開始されていて、その他にもアートイベントを企画するなど多方面で活動されながら、ほっこり・かわいい童画で皆さんのココロを癒しています。
今回のお話は知人のデザイナーさんからのご紹介でしたが、徳氏のかわいい童画にこころを奪われ、これで貼箱を作らせていただけたら、とっても可愛い箱が出来るだろうなとワクワクした気持ちで、作らせていただきました。
徳氏から今回「貼り箱」のイラストを創るのが初めてとお聞きしましたので、絵を描いていただくに当たり、展開図面や実寸の貼箱のボール紙や貼り紙も準備して、説明させていただきました。
「貼り箱」は、トムソン箱(*)のような「平面」の箱と違い、ボール紙の折れ曲がる部分(箱の角)で、微妙に絵がズレるので注意が必要です。
徳氏にはそのことを十分説明させていただいた上で、貼り箱の構造を理解していただき、絵の制作をしていただきました。
出来上がってきた「絵」はズレることもなく、見事にピタリといきました。
アクリル絵具を使ったアナログ描かれた絵の原画は、徳治昭氏による手作業によるもので、この貼り箱の原画は、約一ヶ月掛かって描いた力作です。
あとでお聞きしたところによると、もし「ここをあと2mm、左に寄せてください。」となると、その部分を一旦消してまた描き直す。」のだそうです。
一回で、ピッタリといってよかったです(汗)。
注釈:トムソン箱(*)
薄いボール紙に印刷して木型で打ち抜いた後、組み立てる紙箱。
組み立てて初めて立体の「箱」になるが、元々は「平面」なもの。
この貼り箱は、カフェダイニング「カフェ・ド・マルシェ」様にて、クッキーを入れての販売になります。
カフェ・ド・マルシェ
寝屋川市東大利町10-1 モモタロー1F
電話・FAX 072−828−3016
「徳治昭童画展〜ほっこりワールド&童画集出版記念」の様子は、こちらをご覧ください。
<貼り箱士のブログ>はこちらのページへ。
<お客様インタビュー>はこちらのページへ。
<目的から作例を探す>はこちらのページへ。
<作例を写真で探す>はこちらのページへ。
<お問い合わせ>はこちらのページへ。
(まずは、ちょっと電話で聞いてみたい時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで)
<徳治昭氏とのツーショット>
貼り箱についての質問やご相談は、こちら から気軽にお問い合わせください。
(まずは、ちょっと電話で話を聞いてみたいという時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで。)
※写真をクリックで拡大、矢印キー(◀▶)で写真がスライドします。
当サイトに掲載されている写真の著作権は、村上紙器工業所および作品の作者にあります。
許可なく写真の転載をすることはできません。
写真の掲載を希望される方は、事前にご連絡下さい。