プレミアム・オリジナルコーヒー(珈琲)ギフトパッケージ/化粧箱
公開日:2020年06月15日(月)
プレミアムな珈琲ギフト
世界最高基準のプレミアムコーヒー「ハワイ100%コナコーヒー」の生産・販売されている、リルジーンファームジャパン株式会社様のご依頼。
コーヒーギフト用パッケージ、貼り箱をつくらせていただきました。
リルジーンファームジャパン株式会社様は、ハワイ島の自社コナコーヒー農園・リルジーンファームで栽培・収穫10ヶ月以内の厳選した100%コナコーヒー豆のみを、業務用ハワイ 100%コナコーヒーとして販売されています。
ハワイコナコーヒーは、世界中のコーヒー生産量のわずか数%しかないという貴重な豆です。
お店でいただきましたが、なんとも言えないまろやかで豊かな味と香り。特別とんがっているわけではなく、至福の時間をあたえてくれる感じです。
先日お店に納品をさせていただき、社長の奥様と取締役のご主人様とのスリーショット写真です。
新販路開拓するギフトパッケージ
普段は丸福珈琲店などへの卸販売がメインですが、今後ギフト商品にチカラを入れたいとパッケージのご相談をいただきました。
そのキッカケは、ご主人が弊社Instagramをご覧いただいたことでした。
パッケージを作るのにネット上でいろいろと探しておられ、たまたま弊社「貼り箱」が目に止まって、とても興味を持っていただきました。
そこからお問い合わせをいただき、工場へご来社。
貼り箱や紙のサンプルなどをご覧いただき、色々とお話を伺いました。
貼り箱は写真でみても何となくはわかりますが、どうしても紙の質感や色、仕上がり具合は実物を見て触っていただかないとわかりません。
お客様がお近くの場合、できるだけ工場へお越しいただくようにしています。
(現在コロナ禍の状況ですので、マスク着用や消毒などを徹底しています。)
東京や九州など、遠方からもお客様がお越しくださることもしばしば。今まで一番遠いところからは、もう10年?くらい前ですが、貼り箱の打ち合わせのためにロサンゼルスから来られた企業様(国内上場企業の米国法人)もおられました。
実際の貼り箱や素材を感じてもらいながらの打ち合わせになるので、やはりその方がお客様にもわかりやすく話も進めやすいいです。
今回の貼り箱は、実は最初のお話で決めた紙とは違うものに変わりました。
たまにあるのですが、私たちは紙のサンプル帳を使ってどの紙にするかを相談します。
紙メーカーが販売する紙は、すごく種類が多く色数もたくさんあります。
当然売れる紙とあまり売れない紙があり、生産・在庫を持つリスクを避けるため、あまり売れない色・種類は廃盤にしてしまいます。
ところがとにかく種類が多いので、末端の私たち貼り箱メーカーや印刷会社などにその情報が中々伝わりません。
そんな中、一旦決まった紙を取引先へ注文したのですが「もう廃色になっています」という返事が。
比較的一般的な紙だったので、こちらも「まさか」と油断してました。最初に確認しておけばよかったんですけれどね。
急遽再度の打ち合わせで、もう一度紙を選んでいただきました。
それが、この貼り箱の表面に貼っている「極・焦茶(ごくこげちゃ)」という色です。
竹尾「T-EOS(ティオス)シリーズ」の濃色で、彩度を保ちながら明度を落とす今までにないとても濃厚な色あいです。
割と新しい紙色ですが今まで弊社でも使ったことがなく、しかし「これを貼り箱にしたら、きっと渋くてカッコよくなるな〜」と考えていた紙でした。
ご提案したところ、気に入っていただきこの紙に決定。
サンプルを作りました。
私たちは当然ん貼り箱のプロなので、箱の大きさと形式、貼る紙がわかれば作らなくてもおよそどんな感じになるかは想像がつきます。
この貼り箱ももちろんイメージは出来ていましたが、いざ出来上がると思った以上にこの極・焦茶がいい雰囲気になりました。
感動を呼ぶパッケージをつくる
お客様はそこまでおわかりにはならないので、最初に見ていただいたときには「めっちゃ高級感があるし、すごくいいです〜!!」と感動のお言葉をいただきました。
箱の形式は「かぶせフタ式(C式)」、表面は極・焦茶一色で、ロゴを箔押し(プラチナ金)。
箱の内面はマゼンタ色で、極・焦茶とのコントラストがいい感じになっています。
とてもシンプルな貼り箱ですが高級感というか言葉をかえると、とても上質な雰囲気のパッケージに仕上がりました。
ギフト用の新たなパッケージ企画・開発・デザインで、販路をはじめ販売戦略そのものも変わります。
コーヒーが入る缶のオリジナル・デザインもされ、新しく生まれたコーヒー・ギフトパッケージ。
お客様(エンドユーザー)にとって、商品価値をちゃんと伝え高める商品パッケージが、ブランドの世界観をつくってくれます。
これから、楽しみですね…。
リルジーンファームジャパン株式会社
大阪市西区江戸堀 1丁目27番24号
TEL 06-6136-3610 平日 午前 9:00~ 午後 5:00
https://www.hawaiikona.jp/
https://www.facebook.com/liljeanfarmjapan/
<お問い合わせ>は、こちらのページへ。
<目的から作例を探す>は、こちらのページへ。
<作例を写真で探す>は、こちらのページへ。
<お客様インタビュー>は、こちらのページへ。
<お客さまインタビュー>シリーズ 4
愛するコナコーヒーをギフト商品に育てていくために、村上紙器工業所と出会い、パッケージを完成させていった経緯を濱田明美社長、濱田浩司取締役のお二人から、たっぷりと語っていただきました。
先日お店に納品をさせていただき、社長の奥様と取締役のご主人様とのツーショットです。
お二人とも、貼り箱を大変気に入っていただき、テンション上がりまくりです〜!!
撮影:EOS 6D Mark II +Canon EF24-70/4L
Photo by Makoto Murakami
貼り箱についてのご相談は、こちら から気軽にお問い合わせください。
(まずは、ちょっと電話で話を聞いてみたいという時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで。)
※写真をクリックで拡大、矢印キー(◀▶)で写真がスライドします。
当サイトに掲載されている写真の著作権は、村上紙器工業所および作品の作者にあります。
許可なく写真の転載をすることはできません。
写真の掲載を希望される方は、事前にご連絡下さい。