カタログ、会社案内を化粧箱/パッケージに入れてお洒落に渡す
公開日:2016年07月21日(木)
パッケージはブランド/企業とユーザーの大切な顧客接点
コミュニケーションツールとなる
こちらは、家具、インテリア、輸入家具の販売・オーダー家具の企画販売をされているメーカー様からご依頼いただいた貼り箱です。
店舗、ショールームをいくつも展開されており、お客様へカタログや会社案内をお渡しする際、それらを自社の封筒に入れて渡されていました。それが一般的ですが、それだとどこかに紛れ込んでしまってわからなくなることがあります。
またブランディングの観点からもそれだと普通なので、カタログ用のボックス(ケース)に入れてお客様にお渡しする案が社内で出て来たそうです。
そこで弊社を見つけていただき、担当者の方が遠方よりお越しいただきました。弊社にあるいろいろなサンプル貼箱をご覧いただき、具体的なイメージをご検討いただきました。
書類棚に置いてもわかりやすいカタチということで、「ブック型」を気に入っていただきました。背表紙にロゴを入れることで、棚に入れても目立ちやすく一目瞭然にわかりやすいですからね。
一つ難題だったのは、フタ(表紙)の開け閉めです。
一般的にブック式は表紙部分を留められるようにはなっていないので、そのままだと表紙が開いてしまい中身が飛び出してしまいます。
それはちょっと良くないということで、箱と裏表紙の間にゴムをつけて表紙を留められるようにしました。
これだと簡単に、表紙部分を留めることが出来ます。
ボックスは、シンプルでシックな「タント黒」を貼りました(箱内面も)。
ロゴは、正面と背表紙の2ヶ所にシルバーで箔押し。
全体を、黒とシルバーで落ち着いたデザインにしています。
箱の中は、仕切りなどを入れていないため、カタログや会社案内はもちろん、プロモーションビデオなどのCD-ROMやDVDのディスクも収納可能です。
この箱に入っていると中々なくされることもないでしょうし、何よりも商品価値、そして企業イメージとしても他社とは一線を画します。
もちろん封筒に比べると費用はかかりますが、カタログを入れる包装資材ではなく、商品、企業のブランド価値を表すプロモーションとしての費用と捉えていただけると、価値があると思います。このメーカー様はそのことをよくご理解くださり、ご予算を組んでいただきました。
しかしそれだけのことをしただけの価値はあり、社内はもちろんお客様にも好評とのことです。
パッケージとして、新たな価値の創造だと思います。
パッケージを使った、商品(企業)の “ブランド・マーケティング” をしてみませんか?
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【ブランディングって、こういうこと】
ブランディングということをなんとなくわかったような気分で済ませていませんか。ここでは「ブランディングって、こういうこと」と題してやさしく解説していきます。
撮影:EOS 6D +Makro-Planar T* 60/2.8、Makro-Planar T* 100/2.8
Photo by Makoto Murakami
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