「感謝の気持ち」チョコレート・パッケージ、化粧箱&ブランディングプロデュース
公開日:2018年02月10日(土)
スタッフ&お店の内なる想いを、見える化する。
「感謝の気持ち」から生まれたチョコレート専門店「CHOCOLATE BRANCH」様から、パッケージのリニューアルのご相談からいただいた貼り箱(化粧箱)案件。
半年以上の長き道のりでしたが、お店のブランディングもご相談いただき、友人のクリエイティブディレクター&デザイナーの末川マキコさん(DIVA creative)のクリエイティブディレクションをしていただきました。
コンセプトメイク、ブランドストーリー、ペルソナ(お客様としてのユーザー像)、お店のロゴマークでありマスコットでもある「艶ガール」が誕生。
そして最後は、お店のホームページのリニューアルまでさせていただきました。
ギフトボックス(貼り箱)のリニューアルと共に、お店のブランディングプロデュースをさせていただきました。
素晴らしい〜クリエイティブをさせていただいたことに感謝です……!!
そして貼り箱は、CMFデザインを駆使してデザイン設計をしました。
素材は、新しくデザインされたファンシーペーパー「ICHIMATSU」。
日本の伝統柄を現代のアプローチで表現し、色もキウイやマンゴーなどを連想させる現代的な色づかい。
誰かと一緒に食べたり、またひとりで味わうもよし。プレゼントやギフトには最適なパッケージに仕上げました。
<CMFデザイン>
貼り箱のサーフェイス(表面)を構成する「COLOR(色)、MATERIAL(素材)、FINISH(仕上げ)」の3つの要素によってパッケージの質感を大切にし、美しくどことなく色気や艶っぽさを感じさせるデザインは、手にした人にとって感動すら感じてもらうことで商品イメージを“感性”に訴えかけます。
「コラボ事例:メビック扇町発コラボレーション」で、ご紹介いただきました。
<チョコレート専門店ブランディング>
上質感や喜びを伝えるブランドイメージづくり
チョコレートショップ × グラフィックデザイン × 貼り箱メーカー
https://www.mebic.com/collabo/6724.html
<この貼り箱につかった紙>
ICHIMATSU(イチマツ)
伝統を現代の感覚でアレンジすることで、新しく見えてくるものがある。
洋の東西を問わず使われてきた伝統的な柄を、日本というフィルター通すことで新たな雰囲気の柄に進化させました。
「ICHIMATSU」のコンセプトはここにあります。
正方形が繰り返す幾何学的な凸凹感が、指先からリズムとなって伝わり、想像力を刺激します。
(平和紙業 商品詳細より)
人の感情に、大きな影響を与える「色」の効果とは?
<パッケージカラー案>
全ての情報の中で、一番早く伝わる情報が「色」です。
色には様々な深層心理が隠されており、色の持つ効果を武器にすることによって、商品アピール度がグッと高まります。
色の持つ4つの武器で、「モテるチョコレート」を演出します。
詳細は、こちらをご覧ください。
「色」の演出で、モテるパッケージに〜!
https://www.hakoya.biz/blog/design/item_1028.html
<コンセプト>
喜びのお福分け
SHARE OF JOY
チョコレートを食べると嬉しい時はもちろん、
疲れた時や悲しい時も食べた人の心に「喜び」を与えてくれます。
時には元気付けてくれたり、寄り添ってくれたり、そして怒っている時には
その包み込むような甘さで怒りの感情を沈めてくれます。
チョコレートは食べた人の心に自然に溶け込み、
その時に必要な気持ちに導いてくれます。
福分けとは祝賀の品、また貰い物などを分けて他人に与えること。
縁起がよく、素敵な日本語で、日本人の心を感じる言葉だと思います。
自分の幸せな気持ちを分けて上げたいと思った時や美味しいものを頂いて、
あの人にも食べてもらいたいと思った時に使われます。
CHOCOLATE BRANCHのチョコレートを食べた方の心が喜んで
その美味しさが魂のレベルまで届くよう、そしてそれが繋がって平和になるよう。
そんな願いを「喜びのお福分け」という言葉に込めました。
<ブランディング・スタッフ>
クリエイティブディレクター、デザイナー:末川マキコ(DIVA creative)
デザイナー:宮本恭子
コーディング:細谷 崇
フォトグラファー:竹内 進(株式会社 Sharp Focus)
スタイリスト:本田ちはる
WEBディレクション:村上 誠(村上紙器工業所)
パッケージデザイン/企画:末川マキコ(DIVA creative)、村上 誠(村上紙器工業所)
貼り箱製作:村上紙器工業所
ブランディング・プロデューサー:村上 誠(村上紙器工業所)
撮影協力:
時本祐司(CHOCOLATE BRANCH)
酒井圭一(coboto bakery)
さくら まみ(Tasco)
常岡大祐(BAR Bottmos-UP)
それから約9ヶ月、長い道のりでした。
オーナー、ショコラティエ、スタッフ皆さんの、チョコレートへの大切な思いと愛がつまったお店です。
CHOCOLATE BRANCH
http://www.chocolate-branch.com/
大阪府豊中市原田中1丁目17番5号
TEL:06-6854-8028
<チョコレートへの思いを、見えるカタチにするということ…。>
Chocolate Branch様のブランディングについて、クリエイティブディレクター&デザイナーの末川牧子氏へのインタビュー映像です。(聞き手:村上紙器工業所 村上誠)
■ロゴマークコンセプト
喜びのチョコレートを運ぶ、不思議カワイイ艶ガール
「艶=美味しい」
■特徴
・女性を楽しんでいる。流行にとらわれず自分の好きを知っている。
・一度見たら忘れられない、どこかユーモラスで愛嬌のある表情。
・年齢不詳で不思議な掴みどころのないイメージだが実は芯はしっかりしている。
・外見と内面のギャップも魅力の一つ。
■色に込めた想い
ブラック(C0%M0%YO%K 100%)×マゼンダピンク(CO%M 100%Y0%KO%)
・ブラック-強さや権威、神秘的な雰囲気を感じさせる色
・マゼンダピンク-無私の愛、幸せを引き寄せる色。
「経験を積んだ愛」や「魂の深い部分から沸き上がる愛」を表します。
ピンクよりも深いレベレの愛を示すマゼンダは、女性を美しく輝かせる、女子力UPの色。
<お問い合わせ>は、こちらのページへ。
<目的から作例を探す>は、こちらのページへ。
<作例を写真で探す>は、こちらのページへ。
<お客様インタビュー>は、こちらのページへ。
〜魅惑のチョコ製造機〜
チョコレートブランチさんが、朝日新聞に掲載されました。
親会社の加藤工業株式会社さんは、元々植物油製造プラントの設備工事を担っていた会社ですが、今は消化設備など様々なものを製造されています。
その技術の応用から、チョコレートのテンパリング、コーティングを行う製造機(チョコマスター・プロ)を開発。売り出したのがきっかけで、チョコレート専門店CHOCORATE BRANCH(チョコレート支社)を2011年に開店されました。
マダガスカルやエクアドル、ペルーといった世界中の高品質なチョコを使った、ボンボンショコラなどの商品を、加藤社長をはじめショコラティエの時本さん、店長、スタッフの方々のチョコレートへの愛情と情熱が生み出しています…。
朝日新聞(2018年2月10日)朝刊より
撮影:EOS 6D +Makro-Planar T* 60/2.8+Makro-Planar T* 100/2.8
Photo by Makoto Murakami
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(まずは、ちょっと電話で聞いてみたい時は06-6653-1225 担当:村上 誠 まで)※写真をクリックで拡大、矢印キー(◀▶)で写真がスライドします。
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